感情に任せて亀を切り捨てたはいいが、
おれは胸の奥に言いようの無い気持ち悪さを感じていた。
そもそも奴は亀だったのだろうか、
ひょっとしたらなんか別の生き物だったのだろうか。
大体亀が赤いわけねえし、
出っ歯だとしてもあれほど大きな出っ歯はありえねえ。
そんなことを考えながら、
おれは薄気味の悪い洞窟みたいなところをあとにした。
※長い間ご愛読をいただき、誠にありがとうございました。
「変な亀見つけた」は、今回を持って終了とさせていただきます。
【GM】小刀先生の次回作に、どうぞご期待ください。
(終わり)