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クロノス納涼スターフェスティバル2007
クロノス【納涼】スターフェスティバル2007!
開催日 2007/8/17(金) 〜9/3(月)
夏真っ盛り!クロノス大陸に語り継がれているひとつの逸話。
鍵となるアイテムを拾い集めて合成し、伝説の指輪を手に入れろ!                            
クロノス納涼スターフェスティバル2007
ボクのご先祖さまの逸話。
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幾重にも時をさかのぼった、遠い遠い昔のこと。1人の研究熱心なマジシャンがいました。彼は、マジシャンの愉快な相棒である桃色と蒼色の二匹のプル=ラヴァスと共に、俗世との関係を絶ち、1人山奥深くに居(きょ)を構え、日々の全てを研究に捧げていました。
とある星の美しい夏の夜のこと。マジシャンの家の扉をかすかに叩く音がしました。人が訪れることがない山奥のこと、風のいたずらだろうと思った彼ですが規則正しく何度も扉を叩く音に、どうやらそれが空耳ではないことがわかりました。不審に思いながらも、そっと扉を開けると・・・そこには恐怖に顔をこわばらせた1人の可憐な少女が佇んでいたのです。
マジシャンの問いかけにもただ俯(うつむ)いたままの彼女を部屋に導き入れ、そしてマジシャンは彼女に冷たい水を与え、それ以上何も問いかけませんでした。静かな室内をそんなことはお構いなしとばかりに元気にぱたぱたと飛び交うプル=ラヴァス。それを興味深く見つめていた彼女は次第に落ち着きを取り戻し、ぽつりぽつりと語りだしました。
街の権力者である少女の父は、一人娘である彼女を溺愛(できあい)していました。しかし、その過ぎた愛情の余り、次第に彼女を束縛(そくばく)するようになり、彼女が父の意に適(かな)わない発言や行動をすれば、容赦なく手を上げ、遂には彼女を館の塔の一室に閉じ込めてしまったというのです。そんな日々に疲れ果てた彼女は、やっとのことで父の目を盗んで館を逃げ出し、がむしゃらに走りつづけ、気がつけばこの山奥に迷い込んでいたという訳でした。
彼女の告白に黙って耳を傾けていたマジシャンは、深く傷を負ったであろう彼女を気の済むまで自分の館に住まわせ、自分は離れにある研究室で生活を送ることにしました。彼女はマジシャンの研究を見守りながら、館にあった機織り機でマジシャンの衣服を仕立てたりと、かいがいしく身の回りの世話をし、マジシャンも彼女の暖かい心に触れるにつれて、次第に彼女に惹かれていきました。傷ついた彼女の心も、そうした穏やかな日々を過ごすうちに、氷を溶かすようにゆっくりと癒されていきました。
しかしそんな幸せな生活も長くは続きませんでした。彼女の行方は、彼女の父によって派遣された捜索隊によって探り出され遂にマジシャンの館は無数の屈強な兵によって包囲されてしまったのです!街の権力者である父に逆らえば、マジシャンの立場はもちろん、命すらも危ないと悟った彼女は、父の元へと戻ることを決意します。マジシャンは彼女に二度と会えないであろうこと、そしてその後の彼女の暮らしを察し、悲しみで表情を曇らせました。
主人想いの桃色の「プル=ベガ=ラヴァス」と蒼色の「プル=アルタイル=ラヴァス」はそんな二人を思いやり、力を合わせてそれぞれ指輪へと姿を変えました。指輪の姿ならば、彼女の父に怪しまれることもなく二人が連絡を取り合えると考えたのです。彼女が指輪に想いをかければ、プル=ラヴァスの持つ力によってマジシャンの持つ指輪に共鳴をするのです。マジシャンはいつか必ず彼女を救い出すことを約束し、彼女の細い指に桃色の指輪をはめてあげました。彼女もまたその誓いを信じ、マジシャンの指に蒼色の指輪をはめてあげました。
そして彼女は何度も何度も振り返り、悲しみの表情を露(あらわ)に、父の元へと戻っていきました。そして月日は経ち…いくつの季節が過ぎ去ったことでしょう。悲しい別れの日以来、高い塔の一室で閉ざされた日々を過ごしていた彼女は、窓下を通る馴染みの牛飼い童(わらわ)から「貴女の父が、今夜、町の集会に出席するそうですよ」と告げられます。その夜、彼女は白銀の月光が降り注ぐ窓辺へ立つと、指輪をはめた両手をそっと胸元で重ね、想いを込めて一心に祈りました。
「マジシャンがどうか自分を迎えに来てくれますように」と。指輪に姿を変えたプル=ラヴァスの魔力によって彼女からの想いを受け取ったマジシャンは、大きなカササギに姿を変えて、漆黒の美しい翼を広げ彼女の閉じ込められている塔へと向かいます。ほどなくして彼女の閉じ込められている塔の一室の窓辺へと舞い降りたカササギの姿のマジシャンは、再会の喜びもつかの間に、彼女を自分の背に乗せて、再び夜空へと高く高く舞い上がりました。
誰にも邪魔をされることのない、二人だけの土地に向かって・・・集会から戻った彼女の父は、塔に彼女が居ないことを知ると、またもや捜索隊を放ち、彼女の行方を捜しましたが、その行方を掴(つか)むことはできませんでした。その後、この二人の姿を見たものは誰も居ないといわれています。ただ・・・伝説によると、二人と二匹のプル=ラヴァスは静かな土地で、幸せな日々を送ったと語り継がれています。