マジシャンたちの心の故郷、カノン魔法学校。
ここで14年の長い修業過程を終え、
いよいよ最後の関門である魔法封印儀式だけを待っていた双子の兄弟がいる。
名はボールピノとアールピノという。
もともと、彼らはクロノス城の有名な建築家の子で、
建築と魔法に優れた能力を持っていた為、カノン魔法学校に通うこととなる。
この双子の兄弟は、カノン魔法学校で、
公式的に禁忌されていたキメラに関する魔法の研究を始め、
密かに研究し続けていた。
これに関する噂はカノン魔法学校の関係者たちの耳にまで、
入ることになる。
カノン魔法学校では、
14年もの修業過程を全て終えると魔法封印儀式というもので、
全ての生徒は14年の間、学んできた魔法を一瞬にして封印される。
この封印を再び、自分の能力で解けた時、
ようやくマジシャンとして認められるという儀式がある。
双子の兄弟は、最後の魔法封印儀式を残していた夜、
偶然に魔法学校関係者たちの会議の内容を耳にし、
自分たちの魔法を魔法封印儀式で永遠に封印するということを知る。
このことを知ったボールピノとアールピノの兄弟は、
魔法封印儀式が始まる前にカノン魔法学校を抜け出し、
はじまりの街に足を進めた。
翌日、ボールピノとアールピノの兄弟が、昨夜の内に行方をくらましたことを知った。
カノン魔法学校では、彼らを永久的に除名するということで終止符を打つ。
一方、はじまりの街に着いた兄弟は、
自分たちの魔法が封印されることを恐れ、
それまでに学んできた魔法と建築技術を利用し高い塔を建て、
各階に自分たちが研究してきたキメラを生成し配置し始めたのでした。
絶望の塔のロビーからレベルに応じて各階へワープすることが出来ます。
特定の階層に出現すると言われる、ツインタワー管理人からの問いに正確に答えられた者には、
強大なボスモンスターが待ち構える階層への移動が許されます。
また、稀に最上階のボールピノの所まで自動的に飛ばされてしまい、
絶望という恐怖を体験することになります。
※絶望の塔については、キャラクター1名での参加となります。
幻影の塔のロビーからレベルに応じて各階へワープすることが出来ます。
特定の階層に出現すると言われる、ツインタワー管理人からの問いに正確に答えられた者には、
強大なボスモンスターが待ち構える階層への移動が許されます。
また、絶望の塔とは異なったトラップが、冒険者たちの行く手を阻むでしょう。
※幻影の塔については、転生2次クラスのパーティーのみ入場が可能となります。
最上階に向かう途中、各該当の階にいるボスモンスターを撃破した場合、
褒章アイテムをドロップする事があります。
さらに、それぞれの塔の最上階にいるボールピノとアールピノからは、
ごく稀に「ダンタリオンペンダント」や「プチタマ」をドロップすることがあります。
ボールピノとアールピノの強さは冒険者達の想像を遥かに超えたものとなるでしょう