エフェルス山脈にあるアイス宮殿の先には、 「アビスフォール」と呼ばれる光の差し込まぬ闇の世界が存在し、
その中に巨大な神殿がそびえ立っている。
かつて神聖な神殿として多くの信徒が訪れ栄えていたこの地も
小国の滅亡と共に深い闇の淵へと堕ちていった。
時は現代へ戻り、かつての神聖なる地を取り戻すべく、
無数の勇士達を従えた遠征隊が神殿へと攻め込んだが、
その中で目にしたものは、紛れもなく、
かつて滅亡した小国の王子その人であった。
悪魔の計略により闇に飲まれた王子は
「ベルキエル」と名乗り、その漆黒の鎧と
屈強な体躯により繰り出される圧倒的な力と魔法をもって
今なお、「アビスフォール」の奥に存在する巨大な神殿に君臨している。
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